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東海道 関宿

三重県亀山市にある関宿が古い街並みを今に残していると聞き,出掛けてきました。
古い記録では壬申の乱の際,大海人皇子が鈴鹿の関を固めたという記録がある古代三関のひとつだそうです。
詳しく知りたい方はココをご覧下さい。

関は東海道五十三次の四十七番目の宿場です。
江戸から106里! 歩いて何日ぐらい掛かったのでしょう?

東海道 関宿_c0050906_2247237.jpgまずは道の駅「関」で「おたのしみ散策マップ」500円を購入しました。
地酒を1杯,味見出来たり,名物の和菓子や駄菓子のおまけ付き,いろいろなお店の割引券が付いているマップです。

道の駅がある現在の国道1号線から数分のところに古い宿場町がありました。
東海道 関宿_c0050906_2364131.jpg

長さは東西1.8㌔もあります。
江戸時代から明治時代にかけて建てられた古い町屋が200軒あまり残っており
東海道では唯一の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。

東海道 関宿_c0050906_2365637.jpg西方向 
向かいは鈴鹿の山

眺関亭から撮影
家並みが一望できてお勧めポイントです。

東海道 関宿_c0050906_237966.jpg東方向 









スッキリした街並みだと思ったら,脇の通りにはありましたが,メインの通りには電柱が無いのです。
今もなお生活の場でもあるのですが,この街並みを残すための並々ならぬ努力が窺われました。
 

東海道 関宿_c0050906_2324244.jpg旅籠 玉屋
離れから街道方向を撮影
細長く幅が狭い町屋造りになっています。
東海道 関宿_c0050906_2327165.jpg
             帳場にいるあるじ東海道 関宿_c0050906_23272919.jpg
東海道 関宿_c0050906_2339184.jpg和菓子屋 関の戸庵看板という瓦屋根についた看板があります。

京都側は漢字,江戸側はひらがなになっており旅人が方向を間違えないような配慮がされているそうな。。。
でも,西には鈴鹿があるから,間違えることは無いと思うけど??

東海道 関宿_c0050906_23471818.jpgまちなみ資料館
女性が座っているのは 「ばったり」と呼ばれている上げ下げできる棚

    たたんだ様子
東海道 関宿_c0050906_23495387.jpg

二階正面の窓は「虫籠窓」と呼ばれる漆喰の窓         その内側
東海道 関宿_c0050906_23533966.jpg東海道 関宿_c0050906_23535390.jpg


町屋にある様々な意匠が面白いですね。
住む人の心の豊かさを感じさせます。
東海道 関宿_c0050906_23575287.jpg東海道 関宿_c0050906_2358852.jpg


食いしん坊の私の事ですから。。。
忘れてはいませんよ~
志ら玉屋さんの志ら玉
東海道 関宿_c0050906_06746.jpg散策マップで頂けます。
中はこしあん 冷たくて素朴なお団子です
東海道 関宿_c0050906_044651.jpg


ちょっと遅くなったお昼は会津屋さんで。
ここも昔は旅籠だったそうです。
東海道 関宿_c0050906_0103466.jpg
       名物「こころづくし膳」東海道 関宿_c0050906_0104919.jpg


名古屋から1時間半もかからない距離ですが,タイムスリップしたひとときでした。



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by abc-kei | 2006-09-03 00:17 | あっち・こっち
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